013263 ランダム
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音の強弱について

(1) 弱いもの( )内は呼び方を示す。以下同じ。
PPP (ピアニシシモ) できるだけ弱くの意ーを表すしるし
(注)ピアニッシッシモのように促音をつけない。以下同じ。
PP (ピアニシモ) ごく弱くの意ーを表すしるし。
P (ピアノ) 弱くの意ーを表すしるし。
mp (メゾ ピアノ) やや弱く意ーを表すしるし。

(2) 強いもの
mf (メゾ フォルテ) やや強くの意ーを表すしるし。
f (フォルテ) 強くの意ーを表すしるし。
ff (フォルティシモ) ごく強くの意ーを表すしるし。
fff (フォルティシシモ) できるだけ強くの意ーを表すしるし。

(3) だんだん強くしたり、だんだん弱くするもの
  Cecre.または (クレシェンド) だんだん強くすることを表すしるし。
  decrese.または (デクレシェンド)だんだん弱くすることを表すしるし。
dim (ディミヌエンド) だんだん弱くの意ーの略。だんだん弱くする
ことを表すしるしとして用いられる。

(4) 特定の音の強さを表すもの。

>または∧ その音だけを特に強くするしるし。
sf.またはsfz (スフォルツアンド) 特に強の意ーの略で、この意味を表すしるし。
fz. (フォルツアンド) 特に強くの意、それを表すしるしとして使用する。
fp (フォルテ ピアノ) 強くただちに弱くすることを表す。
  (メサ ディ ボーチェ)だんだん強く、だんだん弱くする歌い方を示す                      しるし。

(5) ことばとしるしと結びついた書き表し方。
強さを表すしるしやことばは、さらに他のことばと結びついて、そ
の度合いを示すことがある。次にそれらをまとめてみる。
Poco (ポーコ) すこしの意。
使用例
poco f (ポーコ フォルテ) すこし強くの意。
poco crese (ポーコ クレシェンド) 小さなクレシェンドの意。
Poco a poco (ポーコ ア ポーコ) すこしずつの意。
Piu (ピウ) さらにの意。
使用例
piu f (ピウ フォルテ) さらに強くの意。
Subito (スーピト) 急にの意。
Molto (モルト) ごく、きわめての意。
E (エ) そしての意。
使用例
Cresc.e dim (クレシェンド エ ディミヌエンド)だんだん強く、そして(それ                             から)だんだん弱くの意。
  Sempre (センプレ) 常にの意。
   al (アル) までの意。
使用例
Cresc.al ff (クレシェンド アル フォルテシモ ffまでクレシェンドの意。

(6) 強さと速さの結びついたもの
  Calanndo (カランド)だんだん遅くするとともにだんだん弱くすることを表すことば。
  Morenndo (モレンド)だんだん遅く、消えるようにの意。
  Perdendosi (ペルデンドシ)だんだん遅く消えるようにの意。
  Smorzand (ズモルツァンド)上と同じ意味。
  Allargando (アラルガンド)だんだん遅く、だんだん強く。
  Largando (ラルガンド)同上

(7) その他
    ひとつひとつの音を、一定区間を通じて強めるときは、(6)にあげた記号を反復せず、         次のようなことばを用いる。
  Accentanto (アッチェンタート)アクセントをつけて強くしての意。
  Marcate (マルカート)強くしての意。
  Pesante (ペザンテ)重く、力をつけての意。
  Kartellato (マルテラート)「つち」でうつようにひとつひとつの音に力を入れての意



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